- バイト先から「社員にならないか」と声を掛けられている
- もう2年勤めているのでそのまま社員になろうかな
- 社員もみんなやさしい
- 自分はかわいがってもらってるし
- でも本当にそれでいいのかな?

こんにちは、けんたろうです。
今回は上記のようなお悩みを解決できる記事を書きました。
長く働いたバイト先から「社員にならないか?」と言われたら正直迷ってしまいますよね。
その一方で断りにくい状況もあるかと思います。
ここでは一緒にあなたの状況を整理しながら、本当に就職してもいいのかを考えていきましょう。
新卒就職でバイト先の就職はおすすめしません
また「お金のため」や「やりたいことがない」この理由で入社することも後悔します。
大切な思考は逆算し働く思考です。
前半では『バイト就職が危ない理由、気を付けるポイント』を解説し、
後半では『バイト先へ就職していいのか分からない』という人へ向けてチェックリストを作りました。
バイトからの就職は危ない【あまい言葉は疑いましょう】
大人の声には疑いを持ちましょう。
「社員で働いたら?」
この言葉をあなたに伝えたその人はあなたの人生に責任を持つことはできません!
大人の甘い言葉に振り回されないように警戒は必要です。
かと言って全否定するつもりもありません。
先ずはあなたを採用したい理由を確認しましょう。
この2つの言葉が入っていたときは注意が必要です。
「真面目だから」
「責任感があるから」
便利な労働力として見られている場合を疑ってください。
あなたへの期待ではなく、ただの労働力としてしか考えていない場合もあります。
例えばバイトとして有能なあなたが職場からいなくなると現場はしんどくなりますよね。
単純にその仕事に対しての人員としか見てない場合は多いです。

正社員として働けるからいいじゃないですか~
このような時こそ注意が必要なんです。。。
なぜならあなたへの期待ではなく、ただの人員としてしか考えていない場合があるからです。
つまり採用したい理由は単純に便利な労働力です。
バイトから正社員になって働いた場合のデメリットはこのような場合です。
転職時に今までの経験が評価されない
バイトから正社員になって働いた場合のデメリット。
理由は一つで転職活動で評価されるポイントが少ないからです。
もし単純な労働力として採用された場合は3年働いても仕事は毎日繰り返しの同じ業務。
単純な仕事は1年もあれば誰でもできる仕事、内容は入社1年目とそんなに変わっていない場合がよくある例です。
もちろん全ての会社がそうではなく、きちんと長期的に育ててもらえる会社もあります。
転職を考えなくても会社が倒産する可能性もゼロではありません。
これからは個人でも戦える力が必要になってくる時代です。
ですので最悪の状況は常に考えておくことはとても大切なんです。
もしあなたが3年後に転職活動をする場合をイメージしてみましょう。
転職で評価される実績はありますか?
3年後をイメージしましょう
バイトから正社員になり3年が経ちました。
下記イメージして考えてみてください。
- 転職活動で履歴書に書いた実績はなんですか?
- それは1年目の社員でもできることです?
- その経験は他の会社でも評価される仕事ですか?
ただ労働力として働いているだけだと、転職活動で評価される経験を積めずにただ働いているだけです。
そうなると転職しても給料が上がる可能性は少なくなります。
逆に少なくなる可能性すらあります。
大切なのは仕事の経験が他社からも評価される業務内容か、3年後に自分の戦闘力が高められているかまでイメージしてください。
バイトからの就職は可能性が小さくなります
会社があなたを正社員にしたい理由が単純に労働力の理由
1社目の時点であなたのこれからの可能性を小さくしています。
一報で、例えば吉野家の牛丼、あの会社の社長さんは、アルバイトから実績を作り社長にまで大出世した成功者もいるのも事実です。
しかしこの成功例は自分の目標が業務内容と一致していた、つまり自分がやりたいことだったからです。
失敗しない就職をするためのチェックリスト
自分の成長のための就職は前向きに考えてOKです!
バイト先で就職することが自分の成長につながるならば問題ありません。
就職する理由を確認するためのチェックリストを作りました。
是非確認してみてください。
- なぜその職場で働きたいのか理由を書き出す(○○してみたいで書き出す)例:働くのが楽しいから
NG:「他にやりたいことがないから働く」は失敗します。冷静に考え直しましょう。 - それはなぜか(〇〇だからで書き出す)例:自分が役に立っていると感じるから
- 具体的にそれはどのような部分か例:自分が後輩に指示を出して職場を管理できるところ
- 自分が働きたい目標を考えてみる例:今責任者の○○さんがやっている仕事を自分もやってみたい
- それはなぜか(長期的な視点で見る)例:組織で広い影響力を持つことで経営に関することが学べると考えるから。
ここまで5つの理由がわかれば志望動機は自然と完成します。
例えば下記のような感じです。
アルバイトで2年働かせていただきました。
仕事はとても楽しく自分ができる仕事が多くなればなるほど役に立っていると実感できました。
更に2年目には後輩の管理も任され管理の経験もさせていただくことができました。
今回正社員のお話をいただき自分がこれから働く目標を考えた際に○○さんのようにもっと多くの業務をできるようになりたいと思っています。
さらに長期目標では広い影響力が持てる経営に関するポジションを目指しより利益を上げれるような組織を作ることを目標とし志望いたします。

以上がしっかりと書き出すことができていれば、きちんとした働く理由にもなっているので採用面接の際にも役に立つと思います。
是非お役立てください!
こちらの『科学的な適職』は僕のおすすめの一冊でとても役に立ちます!
立ち読みでも構わないので少し読んでみて、よければ就活が終わるまで手元に置いて迷ったら読み返してください。

「いや、そもそもやりたいことがない」
そのような方は下記の記事を参考にしてみてください。

まとめ
バイト先からの正社員のお話は悪い話ではないです。
しかしそれはお金を稼ぐためだけの目的以外に、自分の経験として今後も役に立つものかどうかを軸に考える重要性を解説してきました。
- ただの労働力として見られていないか
- 3年後の転職時に評価される業務内容か
- バイト先に就職する場合は自分の成長に繋がる仕事かどうか
せっかく自分の時間をお金に換えて働くことになるので、どうせなら収入も上げていきたいですし、ロボットのように働く毎日より、やりがいのある仕事に就きたいですよね。
むずかしいと思いますが大切な思考は目標や将来のイメージを決めて逆算し働く思考です!
大人の誘惑は高校生には判断が難しい場面も多いので、本当に自分のこれからに役立つ仕事か考えて判断をするようにしてほしいと思います。
というわけで今回は以上です。