【比較】高校を卒業して就職するか進学するかを考える

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大学での4年間は長いし、やりたいこともない。
大学に進学した方が有利ってよく言われるけど、実際にどうなんだろう?

このように思っている方は多いのではないでしょうか?

実際に僕の場合は高校3年になるまで進路を決めていませんでした。
安易な考えで専門学校に行って就職の道に進みましたが、そこからは25歳までは我慢の日々でしたが、
結果的には大卒や、大学院を卒業したような方と肩を並べて働くことができています。

『経済的な理由から実際に早く社会に出て稼ぎたい!』

実際に僕はこんな考えでした。

とはいえ後悔していない訳ではなく、今過去の自分にアドバイスするとしたら
『もう少しいろんな人の経験を聞いて慎重に将来を考えるように!』と言うと思います。

今はどのサイトを見ればいいのか、検索疲れしてしまうほどインターネット上に多くの情報があります。

この記事では高校卒業後の進路をそれぞれ比較して考えられるように解説していきます。

目次

大学進学の場合

実際によくある質問を5つにまとめました。

よくある質問
  • 大学に進学しても学びたいことがない
  • 経済的に親に迷惑をかけたくない
  • 早く働きたい
  • 大卒の方が選べる仕事が多いってホント?
  • 大卒の方が社会人になって有利なのか?

ここでは大学に進学した方がいい場合を紹介していきます。

在学中に選べる求人が多い

高校生と大学生の違いは、高校生の就活活動は未成年を守る観点から選択肢の幅が限られています。


高校生は在学中、学校に来た求人しか受けることができず、しかも受けられても1社か2社です。

ここで内定をもらえなければ、あとは、卒業してから自分で求人情報を探すことになります。
大学生は在学中であっても、自分でエントリーすることが可能なので、受けたい会社がある場合は就職試験を受けることができます。

インターンシップが受けられる

インターンシップ、つまり実際の企業で働く職場体験ですが、全体的には大学生を対象にインターンシップを取り入れているところが多いので、今はやりたい仕事がわからなくても実際に働くことで仕事のイメージが湧きやすくなります。

選べる仕事が多い

募集要項で「最終学歴 大卒以上」としている会社が多く、応募できる企業が少ないことは事前に求人サイトで調べてみるのがいいと思います。

高卒だからという訳でななく、大卒でも最初は泥臭く仕事をすることが多いのですが、高卒の仕事は運送関係や工場、飲食系などのように、体を動かす職種以外は少ない現状です。

初任給は大卒の方が高い

結論は多くの企業は大卒の方が初任給は高いです。

例えば高卒は月給20万円、大卒は月給23万円などのように、新卒入社の場合はスタート時点で月給が2-3万円の違いがある場合がよくあります。

また会社によって違いますが、1年に1回の昇給で3000円位が一般的ではないかと実際に働いてきた中で感じています。

そうなると仮に高校卒業後に4年勤務、この時の月給21.2万円です。
この同じ時期に入社した大卒の新入社員は23万円。

経験はあるのに、給料は大卒より少ない。
このようなことが実際に起こるのも事実です。

【メモ】
私の働いていた会社は学歴関係なく新入社員は給料一律でした。
『1年で3000円しか給料が上がらないの?』なんて思われた方は多いと思います。
実際に私の場合はほとんど上がらない会社でした。
会社のルールがあるので、仕事ができても一人だけ特別扱いされないのが一般的な日本社会なので給料を上げるためには転職した方が給料は上がりやすいです。
実際に私もそうでした。
高卒でも仕事で実力を付けて良い会社に転職も悪くはないと思います。

年収が違う理由

収入の差=職種の差だったりします。

月給が高い職種は募集要項で「最終学歴 大卒以上」としている会社が多く、そのため高卒の場合は年間収入が大卒と比べて低い場合が一般的です。

通信制大学の場合

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通信制大学卒で就職か、高卒で就職ならどちらが良いのでしょうか?

様々な事情で大学に通うことができない、経済的な事情で学費を自分で稼がなければならない学生も多くいます。

通信制大学は、働きながら勉強するのは大変ですが時間の自由が幅広く、働きながらでも勉強して大学卒業資格を取ることができます。

通信制大学のメリット

  • 働きながら勉強できる
  • 学費が安く経済的にも親への負担が少ない
  • 大卒の資格も得ることができる

通信制大学の注意点

  • 一般的な大学と大きく違うのは就職サポートがほとんど無い。
  • 基本自宅等で勉強になるので集中力が必要。
  • お休みが固定されている、また残業も少ない職種をきちんと確認した上で、勉強時間が確保できそうな高校卒業後の就職先を考える必要がある。

通信制大学の学費

学費は4年間で200万円以下の学校が多く学費を安く抑えられることもメリットです。

【メモ】
大学には進学したいけど、様々な事情で大学に通えない方は働きながら通信制大学卒業後に大卒でなければ応募できない業界への転職も可能となるので、大学に通えない方には一番ベストな選択だと感じます。

夜間大学の場合

夜間大学も働きながら大卒資格を取るための選択肢の1つです。

夜間大学のメリット

  • 夜間大学は一般の大学と同様に就職サポートがあるので、通信制の大学と違い就活時の情報は多い
  • 対面授業なので分かりやすい
  • 学校のスケジュールなので勉強スケジュールの自己管理を行う必要がない
  • 学費は一般の大学の2/3程度

夜間大学の注意点

  • 大学への通学時間が必要(職場から通えるか)
  • お休みが固定されている、また残業も少ない職種をきちんと確認した上で、勉強時間が確保できそうな高校卒業後の就職先を考える必要
  • 学費は通信大学よりも高くなる

夜間大学の学費

年間約70万円です。

通学の交通費等も必要になるので350万円くらいが必要になります。

Fラン進学の場合|就職かFランか?【3つの質問チェックリスト】

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成績はあまり良くないのですが、高卒で就職とFラン行って就職どっちがいいと思いますか?

これまで解説したように大卒でのメリットを解説してきましたが、上記のように迷われている方も多いと思います。


また大企業の場合は学歴が低いと書類選考で不合格の場合もありますので、時間を掛けて悩むことをおすすめしたいです。


とはいえ、どのように考えれば分からないといった方のためにチェックリストをつくりました。

就職かFランか?3つのチェックリスト

3個:進学でもOK
1~2個:焦らず慎重に考える。
0個:就職も視野に考える

チェックが0個~2個の方は下記に解説する学費とも相談しながら焦らずに慎重に考えることをおススメします。

学力がイマイチなら大学に進学してもそれなりの企業に就職するのは困難な場合もあります。

経済的な余裕がなく奨学金を借りて進学する場合、奨学金がなかなか返せないという事にもなるので、繰り返しになりますが慎重に考えてくださいね。

ではどのくらいの学費が必要なのか、次に続けていきます。

私立大学費のイメージ

私立であれば、学費だけでざっと500万円、実家から通えない場合は生活費等にざっと500万円、合わせて1000万円くらいかかります。(一人暮らしで大学に通う場合)

1000万円貯金するためにどのくらい大変なのか。
例えば給料から毎月5万円貯金したとしても17年必要です。

こうしてみると大学に行くための費用はどのくらい大変なのか分かると思います。
親とも相談しながら慎重に進路は決めましょう!

【メモ】
高校卒業後1年間くらい悩むのは社会に出てからの影響はほとんどゼロに近いので、じっくり悩んで考えるのがベストな選択だと思います。

高卒就職か専門学校に進学するか

専門学校への進学を考える場合でも、さきほど上記で紹介したチェックリストと同じ考えです。

専門学校の学費

専門学校の場合、費用は2年間で約250万円。
例えば技術系の専門学校の場合は課題制作に使う資材の購入もあるので、もう少し必要なイメージです。

専門学校の場合は様々な学校が多くあるので特別な事情が無い限りは実家通いをして費用を抑えた方がいいと思います。

下記は250万円のイメージです。

>好きを仕事にできる専門学校特集

専門学校の就職活動

専門学校の場合、専門性の高い求人が学校に届きますが、他の生徒との競争になるので学校だけでなく、自分で求人を探して応募することになります。

給料は実際に高卒で設定されることが多いです。

専門学校では当然ですが技術の専門性を評価されるので、在学時にどれだけ専門スキルで実績を作れるかが就職活動時に企業から評価される部分になります。

専門卒の年収

こちらは業界ごとに稼げる分野か、稼ぎにくい分野かある程度の年収は調べればわかるので、専門学校を考えている場合は年収も含めて人生設計をしてみてください。

【メモ】
専門学校は短期間の間に毎日いろいろな知識を詰め込むので、勉強は楽ではありません。
またアルバイトをしてしまうと遅れを取るため、卒業するまでに十分なスキルが付かない、就活の際にレベルの高い実績(作品)がなく、就職がなかなか決まらないことに繋がりますので気を付けてください。
できればアルバイトをせずに学校に通えるかを確認してみてください!

就職した方がいいのか

結論は初めて就職する会社がこれからのあなたの人生にプラスになるかどうかです。

例えば、高卒でもやりたいことが見つかった場合は早く社会に出て経験を積んだ方が実力は付きます。
また働いて収入を得ることで親に負担をかけることなく通信制の大学に通う選択肢を持つこともできます。

大企業は残念ながら学歴社会ですから就職することも難しいですし、出世できる可能性も大卒と比べては少ないです。
そこまで大きくない会社の場合は実力があれば十分に大卒と同じくらいのお給料をもらうことも十分に可能性があります。

高卒の場合、未経験でどのような募集があるのか実際に調べてみてください。

>>中卒・高卒OK【未経験ナビ】

【結局どうなの?】高卒、大卒どちらが有利?【給料比較もあり】

とはいえ、大卒と言っても「優秀な大卒」と「そうではない大卒」がいて、企業は「優秀な大卒」と「そうでない大卒」がいたらどちらを採用すると思いますか?

当然「優秀な大卒」ですよね。 つまり、大卒になれば良い就職が出来るのではなく、「優秀な大卒」になれば良い就職ができてお給料も変わってきます。

大卒でも文系なら選択できる職種は「営業」「販売」「接客」「介護」「警備」「事務」が一般的な求人です。
こちらも採用されるのは当然「優秀な大卒」なので「そうではない大卒」は待遇が悪く不人気な職種や企業に応募することもあります。

『大卒は選択肢が多い』といわれるのは一流大学の理系で優秀な生徒になるので、いずれにしても勉強が得意で成績優秀な者はたしかに仕事を選べる幅が多いです。

大卒にも頑張った大卒と怠けていた大卒がいるように、高卒にも頑張った高卒と怠けていた高卒がいます。

成績優秀な上位層は高卒でも大卒でも一流大企業に就職したり公務員になります。
逆に怠けていた者はフリーターや非正規で働く事になります。

ですので就職先は違ってきますし、月給も大卒でも高卒でもあまり変わらない場合もあります。

少し脱線しましたが話を戻します。
大企業の場合は月給がもっと違ってきますが、ここでは一般的な中小企業の場合の初任給を調べたので紹介します。

学歴だけで見ると大学卒業の方が就職活動は有利ですね。

こう見るとたしかに高卒の給料は少ないですね。次に高卒でも給料が上がるのかについて説明を続けていきます。

高卒でも可能性はあるのか?

初任給だけでみると3万円の違いは大きいですよね?

大企業のように大卒しか採用しない会社は高卒からの就職は難しいですが、選ぶ仕事によっては大卒・高卒は関係ない職種もあります。

ではどうすれば年収が上がるのか下記に解説していきます。

どうすれば年収が上がるのか

ではどうすれば年収は上がるのか?

より難しい仕事をできることが年収を上げるために大切になります。

実力が付くとまかされる仕事も増える。
まかされる仕事が多いほど経験が付く。
年収を上げるために今までの実績を基に給料の高い会社に転職できる可能性もある。

誰でもできる仕事よりも、あなたにしか任せられない仕事ができるようになることがあなたの武器になります。

とはいえ、あなたがどんなに頑張って評価されていても会社のルールがあって給料が上がらない場合が多いです。
実際に僕もそうだったのですが、1社目で長く勤務するよりも転職する方が年収は上げていくことができます。

詳しい考え方は『ずらし転職』という本が役に立つと思いますので、読んでみることをおすすめします!
>ずらし転職

いろいろと解説してきましたが、1社目は社会人としての経験を積んでいくために特に重要です。

次に初めての就職を失敗しないためのポイントを解説していきます。
就職先は慎重に決めるようにしてください!

就職先を失敗しないための3つのポイント

働き方を失敗しないために、就職先を考える際に大切な考えはこちらの3つです。

就職先を考える際の3つのポイント

・お金は大事だが、お金だけのために仕事を選ばない。
・きちんと経験が役に立つ仕事を選ぶ。
・3年後にどのような働き方ができるか、業界のことを調べて就職する職種を選ぶ。

では実際にどのような場合が失敗なのか、例を解説していきます。

はじめにネタバレですが、失敗の場合は作業だけの目的で求人募集になり、そこで働き続けても手先が器用になったくらいの実績です。

成功の場合は将来現場管理が目的の求人募集となるので、コスト削減や新しいことを日々考える改善思考も経験として得ることができます。

今回例に上げた同じ食品会社でも将来役に立つ仕事内容かどうかまで考えることが大切です。

【失敗の場合】(食品工場編)

募集内容:食品製造

毎日食材を切ったり、機会のメンテナンスをしたり毎日同じ作業の繰り返し。
入社1カ月でも1年でも仕事の内容は同じ。
毎日同じ作業の繰り返しで思考停止でもできる。

※転職する際にアピールできる内容は「誰よりも食材を上手に切れます」だとか「○○の機械メンテナンスをしていました。」

【成功の場合】(食品工場編)

募集内容:食品製造・現場管理

最初の半年は毎日食材を切ったり、機会のメンテナンスをしたり毎日同じ作業の繰り返し。
その業務の中でもっと効率の上がる方法を日々考えたり、先輩の考えも聞いてみる。
仕事以外の時間は業務効率改善などの本を読んで勉強する。
半年後、現場管理の仕事を先輩と一緒にさせてもらうことができた。
半年間の間に考えてきたことを上司に提案してみる。
却下されても常に改善の意識を持ちながら業務を行う。

職場によっては意見を聞いてもらえない会社があります。
そのような会社では成長の機会が少ないので転職を考えることになります。

※転職する際にアピールできる内容は「日々改善の意識を持ちながら○○の効率化を日々考えてノートにまとめていました。」のように日々自分の成長のために目的を持って働いてきたことがわかります。

ただお給料がもらえるの目的だったら失敗の例でも紹介した働き方でもいいのですが、

この記事を読んでいただいている皆さんは年収も上げたいし、やりがいが持てる仕事に就きたいのではないでしょうか?

【メモ】
どのような目標を持って就職先を選ぶかは一番重要だと言ってもいいくらい大切な考えです
仕事を選ぶときはしっかりと調べて、また面接の時も質問できる内容を準備して失敗しない就職を目指してください!

最後に大事なこと

いろいろな理由から『早く社会に出て稼ぎたい!』お金の目的だけで就職を選ぶと失敗します。

実際に学歴で初任給の差はあります。
またネットでは生涯年収が何千万円も変わると言われています。

ですが大企業以外は実際に学歴でそこまで年収は変わらないのかなと働いてきた中で感じますし、もっとも大切なのは『何ができるか?』です。

社会になってからは実力社会ですので、お金をもらう、働くことだけが目的とならないように、3年後の短いスパンでもいいので『どんなことが経験できれば役に立つのか?』を基準に進学するか、高校卒業後に働き出すかを考えることをおすすめします。

というわけで今回は以上です。

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